闊達行雲の日記

小説、RPG、イラストを作っています。

次回作に向けて

さて、次回作について構想を練っています。

今回マンガを出しましたが、正直、販売数が振るっていませんね・・・。リメイク前が220本ほど売れていたので、もう少しいくかなと思っていました。また内容的にも絵的にも描きこんだし、価格も相応だと思っているので、なぜここまで需要がないのか正直よく分からないです。

前作を描いたときは若かったし、勢いもあり活動も今とは違った形式だったので、多分その辺が話題性があったり、読者の興味関心を惹いたのかと考えられます。

いまは流行の絵柄、流行りの塗り方というのが確立されていて、そこにはいっていないもの、あるいは流行りのジャンルでないものは等閑視される傾向が強いのかなと感じます。

とりあえず、色々な要因が絡んでいるのでしょうが、作品に込める「何か」が足りないことは間違いありません。

いまは以前に活動していた時と比べて、「製品」が本当に実用性の高い「商品」となっていることが、標準レベルとして求められるようになっていると感じます。
つまり以前と比べてよりシビアな、厳しい目で作品が見られている・・・。市場的に拡大傾向にあり競争も激しくなっているから、それはある意味、必然の流れなのかもしれません。

ともあれ、なんだか湿っぽい話になってしまいましたが、作品制作を行いたいという創作意欲は、ふつふつとわき上がっています。「このままの状態でいるのは悔しい。もっと多くの人に作品を見てもらいたい!」という気持ちが強いのも事実です。
昔からこのマンガ・アニメ・ゲームというジャンルが好きで、それらのジャンルが生み出しているこの界隈の雰囲気が気に入っています。なんとか自分もその中に入って、その世界で需要を呼び起こし、呼吸していけるようにしていきたいと思います。
YouTubeである方が「結果がでなくても、めげずに(作画を)積み重ねることで技術も伸び、ファンや売上げも増える」ということを話されているのを聞いて、心に残りました。色々な先生が、自己の体験から成功した方法論を語っていられるので、それらの意見をすべてそのまま飲み込むことはできませんが、結果がでなくても、めげずに作画を積み重ねることを肝に銘じて、がんばりたいなと思います。

あるサイトなどでは、10円キャンペーンなどやっていて、「超ヒット作品」がほとんど無料に近いような形で陳列されているのを見て、一つの売り方なのかなと感じました。その作品でさらにいろんな人に作品をみてもらい、そこから定価で販売してある別の作品を購入してもらう、あるいは知名度をあげていこうという、狙いを持ったある種、戦略的な売り方なのかなと感じました。
自分も勉強もかねていくつか購入してみましたが、「導入」としてはいいかなという感じです。ただ自己に引き当てて考えてみると、まだまだ作品数も少ないですし、一作一作気持ちを込めて描いていきたいなと感じました。

さて、とりあえず次はいろんな作品を同時並行で進めていきながら、おもにマンガかCG集の方で制作を進めていきます。
CG集は以前描き溜めたものがあるので、そこにクオリティをさらに高めながら基本絵を追加し、仕上げをして完成という流れです。マンガはけっこうテンション的に上がっているので、いいものができてきそうです。描きたい気持ちが強いので、もしかしたらこちらの方が早く完成するかもしれません。ネームの段階で最高のものを仕上げて、そのまま仕上げに入っていきたいと思います。
焦りはしませんが、新作を出すことが一番宣伝にもなるし、スキルアップもでき、手ごたえも感じられる方法であるような気がするので、早めに発表できるように手を動かして精を出していきます。 
小説はサブの位置づけにまわし、気の向いたときに創作しながら原稿がたまってきたら出す、というようにしていきたいと思います。

今年は気合を入れていくと年初に言ったばかり。まだ1月で時間だけはあるので、頭を切り替えて次回作に向かい頑張りたいと思います。