闊達行雲の日記&レビュー

イラスト、小説、ゲームを作っています。

RPG進捗状況㊹

引き続き、精を出してRPG制作に注力しています。

テストプレイの状況

「Crystalline mind~魔法剣士物語~」:3周目の半ばくらい。細かなバグ潰しと引き続き戦闘のバランス調整を行っています。

「ソードクレスト:剣の紋章」:2周目完了。あとはデプロイして最終的な動作確認をして、OKならばフリームさんや夢現さん、各種DLサイトさんにアップロードします。

方向を間違えた努力は徒労に終わる→目的地をしっかりと見定めることが第一

何事を為すときでもそうですが、目的地を間違えて、あるいは間違った憧れを持ったりしてそこに向かって進んでいると、体力的にも精神的にも厳しいですし、向かった先には自分の求めるものはない。いたずらに徒労感・疲労感だけが残るという結末になってしまいます。
もちろん努力すること自体が無駄になる・無意味であるということはないですが、強く求めるものがある場合、「裏切られた」「努力が無駄になった」という感じさえ受けると思います。自分はそういう感覚になることがよくありました。それで歯ぎしりして、「なんで(努力しているのに)うまくいかないんだ!」と歯がみをして、苦しんで、憂鬱な日々を送ることが長く続きました。
たとえば、マンガ。絵がうまくなりたいという気持ちは非常に強いものがあり、思春期からたくさん描いてきましたが、いままで8年ほど活動してだせた作品は一作だけ。描いて人に見せられる絵も、とても少ない。ということは向いていないのですね。またマンガ自体、僕が思春期の頃は少年ジャンプの黄金時代で、ジャンプの発行部数が過去最高を記録したときに中学時代を過ごしました。好きなマンガもたくさんあった。その勢いある作品群に尻を叩かれる思いで、「自分もマンガを描かなければ!」という切迫した思いで描いてきましたが、ぜんぜん作品が発表できないのですね。で30代を超えると、マンガ自体あまり読まなくなってもいった。もちろん媒体としてのマンガは好きですが、「自分が主たる創作分野として描くのは違うのではないか」という思いが出てきたのですね。
またこれはとくに初期の頃に顕著でしたが、絵を描こうと思うと文章がたくさん出てくることがありました。
今でも僕は絵描きにしては文章が長いと思っていますが、ブログの文章ならどんどん、いくらでも書いていけるのですね。絵は描けないし、マンガは全然描いていても面白くないんだけど、文章(ブログの文章)ならいくらでも書いていけた。一万字なんか簡単に書ける。そういうこともあって「ああ、自分は文章が向いているのじゃないか」と思い始めたのですね。
で、活動を2年くらいまえに再開したときにRPGを作りたくなってゲームを制作したのですが、そこにヒントがありました。ゲームって文章をベースにしていますが、イラストや音楽、演出やアニメーションなど視覚的な要素もたくさん入っている。総合的な表現分野なのですね。自分もゲームはよくやるし、RPGなどは大好きでした(マンガはほとんど読みませんが)。なのでこれは自分に向いているのですね。文章が得意で小説を書いてみたけれども、そこそこ面白いものの、そこにもう一歩、視覚的な要素を追加したいと思った。それが「ゲーム」分野なら大いに可能である。そういうことに気がつきました。
で、いま成人向けのノベルゲームを作ろうと思っていますが、大いにテンションが上がっています。つまり自分が求めている“目的地”は、マンガではなかった。またイラストだけを上手くなることだけでもない。もちろん絵は向上していきますが、ゲームをうまく作る。UI(ユーザーインタフェース)はこんな感じで、遊びやすくする機能も追加して・・・など考えていく。それが好きなのでした。そこが自分の目指す目的地だったのですね。
そういうことが分かると、「ああマンガって(僕にとって)適当に描けばいいんだ、全力でこれが描けないとダメって自分を否定する必要はないんだ」と思え、自分自身を受容できました。自分の主戦場は「ゲーム」であって、その次にイラストや小説がある。マンガは描けてもいいし描けなくてもいい・・・。そう思えたことで、非常に気分がラクになりました。主たる目標である、ゲームを作り上げていって、そこで売り上げをあげていけばいい。自分の取り組むフィールドはゲームなんだ。マンガは描いても描けなくてもいいんだ。そう分かっただけで、肩の荷が下りたのです。そういうところがありました。
だからまずそういう、自分の目標がどこにあるのか、目指すべき場所をハッキリさせることが大事なのですね。僕の場合だと「マンガを描かなければならない!」とカンカンに頭で強く思っていたのですが、それは思春期に強く思い込んだ執着=思い込みにすぎなかった。
違う、そうじゃない。自分が目指すのは文章をベースに、そこに視覚的な演出や自分で描いたイラストを描き加えたものだった。つまりゲームなのですね。マンガだと背景や情景描写をいちいち描写しなければならず、早くストーリーを進めたいのに、そういうのが邪魔でぜんぜん先に進んでいかない(あるいは、先に進むのが「遅い」)。ところが文章だと一瞬です。またゲームだと背景を用意してそこに文章を書き加えていけば、いくらでも表現していけます。僕はとにかくストーリー重視で、物語を物語りたい人なのですね。そういうことが最近になって分かってきました。そういう自分の、創作における中核的な欲求が実を結んだことで、自分のやりたいことが見えてきた感じです。
僕のように迷うタイプの人は、もしかしたら少ないのかもしれない。しかし、自分の中に間違った執着=とらわれ、思い込みがあって、それが自分の本当の欲求を否定したり、否認したり、間違った方向にいかなければ!と強くとらわれている場合は、苦しい時期が続きます。なので、そういうところを少しでも楽になればと思って、このような文章を書いています。
参考になれば嬉しいです😇👍

積みゲーの本数:53本

今週もCS向けのゲームはやりませんでした。追い込みの時期なので、この状況はもう少し続くかもしれないですね。。。ペルソナ5Rは攻略本も買ったので、クリアします。無印もクリアしましたが、ロイヤルも必ずやります。そういえば新作のメタファーも楽しみですし、P3R(ペルソナ3リロード)も楽しみですね。